普通の生活

完全に個人の備忘録です。

自己紹介代わりに

お題「あなたの趣味遍歴」

面白いお題なので、書いてみることにします。

1.読書

 これは小さい頃から現在に至るまで。小説一辺倒。

 私の住んでいた町には書店がなかったので、両親は、友人知人の家で読まなくなった日本文学全集やら、世界の名作全集やらを譲り受けて来てくれました。膨大な数の本が家にそろっていたと思います。日本文学よりも世界の名作全集の方がお気に入りでした。そこには、「赤毛のアン」「あしながおじさん」「若草物語」と、当時の小学校女子にはテッパンの名作も勿論揃っていたのですが、高学年になればなるほど「トム・ソーヤーの冒険」「わんぱく少年物語」「ボートの三人男」といった、少年の活躍する物語や、例えて言うなら蛭子さんみたいな緩い英国のおっさんたちが繰り広げるユーモアたっぷりの物語に惹かれていき、何度も読み返したものです。

 大人になっても本は欠かさず。でも、日本の現代小説ばかり読んでいますね。宮部みゆきさん、湊かなえさん、北村薫さん、桜木紫乃さんあたりが大好きで。一方で、これだけ本を読んでいながら、夏目漱石とか芥川龍之介とかの、所謂「文豪」と呼ばれる人たちの純文学は読んでないんです。当時家にあった日本文学全集にもあったはずなのに。結構、偏ってます。

2.演劇鑑賞

 1980年代の終わりごろかな…。深夜番組「IQエンジン」というのがありまして。初めてそれを見たときに、この面白い出演者たちはどういう人たちなんだろう?と思ったのが、第三舞台に興味をもったきっかけでした。

 「ビー・ヒア・ナウ」(1990)「朝日のような夕日をつれて」(1991)「ハッシャ・バイ」(1991)に始まり、そこからは小劇場の芝居を見まくる毎日。野田秀樹さんの夢の遊眠社、劇団新感線、三谷幸喜さん率いる東京サンシャインボーイズ自転車キンクリート、そとばこまち、少し年代は若くなりますが、ジョビジョバには大はまりして、どこにでも追いかけていきました。ああ、懐かしい。

 年月が流れ、劇団は解散したり、活動停止したりしていて、まだ続いているのは新感線くらいかな。今でも新感線のお芝居は観ています。

続きはあとで。