11/12 本多劇場にて。
夫に約束された役職には、運転手付きの車があてがわれる。しかし夫は誤って、組合長に推してくれた恩人に怪我を負わせてしまう。
どうしても真実が言い出せない夫。
妻も・・・。
そのまま日々は過ぎていく。
夫の過ちは、周囲の人にとっては過去の話になった。でも、夫の心には深く棘が刺さったまま。どこかに安穏を置いてきてしまったようだ。
時折、周囲の人の言動がいちいち気に障り、書いてもいない行間を勝手に読んで、勝手に誤解してしまって相手を困らせる、というのが抜けない夫。緊迫する日常会話と、困惑の日々。幸せな日はずっと来ないのか。
実に、心に残るストーリーだった。
出演者の皆さんもよかった。向井理さんも水川あさみさんも田口トモロヲさんも素敵だった。向井理さん、顔ちっちゃ。何頭身よ・・・。
この作品を紹介してくれた会社の同僚に感謝。